1/8(日)放送〜After the Coughbox Off〜#53 柴 那典

「KKBOX presents 897 selectors」第53回目の放送はいかがでしたか?

今夜は、昨年11月に刊行した著書「ヒットの崩壊」が話題を呼んでいる、音楽ジャーナリストの柴 那典さんのミュージック・ヒストリーをお届けしました。幅広い選曲、音楽に対する鋭い視点と深い洞察に根ざしたお話に加え、今この時代におけるラジオの可能性についてもうかがうことができました。


<番組でOAされた楽曲はコチラ!>

M1. Miracle Man / Ozzy Osbourne

M2. 恋とマシンガン(Young, Alive, in Love)/ Flipper’s Guitar

M3. Hyperballad / Bjork 

M4. Tell The World / livetune feat.初音ミク

M5. 帰ってきたヨッパライ / ザ・フォーク・クルセダーズ

M6. Lay Your Hands On Me / BOOM BOOM SATELLITES

M7. Friends / Francis & the Lights feat. Bon Iver

M8. after that / ぼくのりりっくのぼうよみ


▼KKBOXでプレイリストの一部をチェック!▼

柴 那典が100年後に残したい音楽:897Selectors#53

第53回目の「KKBOX presents 897Selectors」は、音楽ジャーナリストの柴 那典さん。音楽からサブカルチャーまで精通し、11月に刊行した著書「ヒットの崩壊」が話題を呼んでいます。 <TALK MEMO> M1. Miracle Man / Ozzy Osbourne 中学1年のとき、初めて自分のお金で買ったCDがオジー・オズボーンの88年のアルバム「No Rest for the Wicked」。これでメタルにハマり、中高生の時代は熱狂的なメタルファンとして過ごし、学友たちと一緒にメタル同人誌「鋼鉄春秋」を作ったほど。今のお仕事につながる原点がこの時代、すでにあったわけです。 M2. 恋とマシンガン(Young, Alive, in Love)/ Flipper’s Guitar メタル少年から一転、「大学デビューです」とコメントしていましたが。作曲サークルで宅録に打ち込んでいた大学生時代、渋谷系に目覚めコーネリアスと小沢健二に夢中になり、後追いでフリッパーズ・ギターも聴きこんだそうです。 M3. Hyperballad / Bjork  ロッキング・オン社への就職が決まった大学最終学年(98年)の夏、豊洲で開催された第2回フジロックでビヨークを聴き「人生レベルのベストライヴ」と感激。当時、雑誌「BUZZ」の編集長だった鹿野淳さんに、どれほどビヨークのライヴで泣けたかを力説したら、鹿野さんが編集後記に「今度入ってくる新人はヤバい」と書いた、というエピソードも披露してくれました。 M4. Tell The World / livetune feat.初音ミク ロッキング・オン社を退社して、フリーの音楽ジャーナリスト/編集者となった柴さんが、バーチャルアイドルとしてとらえられていた初音ミクの曲を聴いて「音楽的に泣ける」と感動。ご自身のブログで「67年のSummer of love、87〜88年のSecond Summer of loveに続き、2007年に登場した初音ミクはThird Summer of lovedである」と自説を展開したことがきっかけとなり、最初の著書「初音ミクはなぜ世界を変えたのか」(2014年)へと繋がりました。 〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜 M5. 帰ってきたヨッパライ / ザ・フォーク・

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<TALK MEMO>

M1. Miracle Man / Ozzy Osbourne

中学1年のとき、初めて自分のお金で買ったCDがオジー・オズボーンの88年のアルバム「No Rest for the Wicked」。これでメタルにハマり、中高生の時代は熱狂的なメタルファンとして過ごし、学友たちと一緒にメタル同人誌「鋼鉄春秋」を作ったほど。今のお仕事につながる原点がこの時代、すでにあったわけです。


M2. 恋とマシンガン(Young, Alive, in Love)/ Flipper’s Guitar

メタル少年から一転、「大学デビューです」とコメントしていましたが。作曲サークルで宅録に打ち込んでいた大学生時代、渋谷系に目覚めコーネリアスと小沢健二に夢中になり、後追いでフリッパーズ・ギターも聴きこんだそうです。


M3. Hyperballad / Bjork 

ロッキング・オン社への就職が決まった大学最終学年(98年)の夏、豊洲で開催された第2回フジロックでビヨークを聴き「人生レベルのベストライヴ」と感激。当時、雑誌「BUZZ」の編集長だった鹿野淳さんに、どれほどビヨークのライヴで泣けたかを力説したら、鹿野さんが編集後記に「今度入ってくる新人はヤバい」と書いた、というエピソードも披露してくれました。


M4. Tell The World / livetune feat.初音ミク

ロッキング・オン社を退社して、フリーの音楽ジャーナリスト/編集者となった柴さんが、バーチャルアイドルとしてとらえられていた初音ミクの曲を聴いて「音楽的に泣ける」と感動。ご自身のブログで「67年のSummer of love、87〜88年のSecond Summer of loveに続き、2007年に登場した初音ミクはThird Summer of lovedである」と自説を展開したことがきっかけとなり、最初の著書「初音ミクはなぜ世界を変えたのか」(2014年)へと繋がりました。


〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜

M5. 帰ってきたヨッパライ / ザ・フォーク・クルセダーズ

「日本のポップス史上、すごく大事な曲だと思います。その理由は3つあって、ひとつは幼い頃、親戚の家にあったフォーク・クルセダーズのレコードを聴いてハマり、こればかり聴いていたという個人的な体験。ふたつめは、ビートルズの影響を受けた実験的な宅録の原点となる曲であることで、面白さだけでなく音楽的にすごく凝っている。みっつめは、Summer of loveの年である67年に出た曲であること。初音ミク的なボカロの原点でもある曲です」と、鋭い視点と分析に基づいたコメントを展開しました。


M6. Lay Your Hands On Me / BOOM BOOM SATELLITES

2016年6月リリースのラスト・シングル。「川島道行さんをはじめ、昨年は多くのスターが亡くなった年でしたが、最後にそこに向かってゴールテープを切るような曲を作るって、なかなか出来ることじゃない。時を経ても古びない曲という気がします」とコメントしました。


M7. Friends / Francis & the Lights feat. Bon Iver

ニューヨークのフランシス・フェアウェル・スターライトのプロジェクトがボン・イヴェールをフィーチャーした2016年のニューシングル。最近のお気に入りの曲としてセレクト。


M8. after that / ぼくのりりっくのぼうよみ

これも2016年の新曲。「これからの時代を考えると、まだ10代ですし、この先の日本の音楽シーンを担ってくれる才能だと思っています」とレコメンド。


【RELEASE INFO】

「ヒットの崩壊」

柴 那典・著

本体 800 円(税別)

ISBN 978-4-06-288399-3


【WEBSITE】

ブログ「日々の音色とことば」 http://shiba710.hateblo.jp/ 

Twitter: @shiba710