3/6(日)放送 ~After the Coughbox Off~ #09 佐野元春

「KKBOX presents 897 Selectors」第9回目の放送はいかがでしたか?

35周年アニバーサリーツアー真っ最中の佐野元春さん。まさに特別講義!

佐野さんの尽きることのない音楽探求の一面を語って頂きました。

番組の中でお話があったBob DylanとSimon & Garfunkelの意外な共通点も

是非KKBOXで聴き比べてみてくださいね!


<番組でOAされた楽曲はコチラ!>

曲名 / アーティスト名

M1. TELL ME WHY / Neil Young

M2. Girl From The North Country / BOB DYLAN

M3. DON'T LET ME DOWN / THE BEATLES

M4. Sail Away / Randy Newman

M5. Alfie / CILLA BLACK

M6. I've Got You Under My Skin / Frankie Valli & The Four Seasons

M7. 優しい闇 / 佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド

M8. La Vita é Bella / 佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド


↓↓ KKBOXでプレイリストの一部をチェック! ↓↓

※プレイリストにはSimon & Garfunkelの「Scarborough Fair」も収録!


【TALK MEMO】

〜10代、20代の節目となった曲〜 

M1. TELL ME WHY / Neil Young

⇒1956年生まれの佐野さんは、10歳くらいの頃から意識的にポップソングを

 聴くようになった。この曲は14歳の時にリアルタイムで聴いていたとのこと。

 その頃の佐野さんは既にギターとピアノで作曲を始めていた。

 POPソングのテーマ「成長を歌う」ことであり、当時の佐野さんは、

 "大人とは何か?どうやったら大人になれるのか?"という直感的な疑問に対して、

 Neil Youngの歌詞が響き、とても気に入ったそうだ。


M2. Girl From The North Country / BOB DYLAN

⇒佐野さんのキャリアを語る上で欠かすことの出来ない存在のBOB DYLAN。

 60年代初期のBOB DYALNはプロテスト・ソングが有名だが、

 当時は昔の伝承歌=フォーク・ソングを発掘して、自分流にアレンジして

 歌うことがムーブメントであった。この曲も伝承歌がモチーフであり、

 その証拠に同じ伝承歌を引用したと言われるSimon & Garfunkelの

 「Scarborough Fair」は、「Girl From The North Country」と

 全く同じフレーズがあるとのこと。


 ※KKBOXでこの2曲を聴き比べてみるhttp://kkbox.fm/fK1n2Z

 ※2曲の関係性についてまとめた記事はコチラ(外部リンク)


〜音楽活動に影響を与えた楽曲〜

M3. DON'T LET ME DOWN / THE BEATLES

⇒ジョン・レノンの曲は感情・メロディー・声・リズムがピッタリと

 組み合わさっている。多感な頃の佐野さんは、直感的にこんな曲を書いてみたい!

 と思ったとのこと。


M4. Sail Away / Randy Newman

⇒ソングライティングをしていた頃に、日本で手本になる人がおらず、

 海外のアーティストのストーリーテリングを参考にしていた。

 1972年に出会ったこの曲は、聴くだけで自分なりのストーリーが浮かんでくる

 素晴らしい曲とのこと。ビートルズ"DON'T LET ME DOWN"とこの曲は、

 作曲活動の大きなお手本となったと佐野さんは語った。


〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜

M5. Alfie / CILLA BLACK
M6. I've Got You Under My Skin / Frankie Valli & The Four Seasons

⇒どちらも1966年の楽曲。この年は、ビーチ・ボーイズが『ペット・サウンズ』を

 リリースし、ビートルズが『サージェント・ペパーズ』の制作を開始するなど、

 「ポップソングの概念が変わった革命の年」と佐野さんは語る。

 しかし、佐野さんは1966年当時の楽曲はリアルタイムで聴いていた訳ではなく、

 1970年に入ってから60年代中盤の曲を遡って聴くようになる。

 その中でビートルズなどのいわゆる"カウンター・カルチャー"に傾倒していた

 佐野さんは、"メイン・カルチャー"がしっかりしていなければ

 "カウンター・カルチャー"が盛んになることはないことに気づき、

 昔ながらのポップスにもリスペクトを払うようになったそう。

 また「100年後も残る楽曲は秀逸なメロディーが不可欠」と語り、

 その理由としてビートやリズム、グルーブは時代の流行に左右されるが、

 感情に訴えかけるメロディーは普遍的であるからと話した。

 そして、ポップソングには感情=ロマンスが必要であり、

 その最高峰としてこの2曲を佐野さんはセレクトした。


〜佐野さんの現在・・・〜

M7. 優しい闇 / 佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド
M8. La Vita é Bella / 佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド

⇒35周年アニバーサリーツアーを敢行中の佐野さん。

 80年代・90年代の楽曲も披露する上で、当時のバンドメンバーの参加は

 不可欠と考えTHE HEARTLANDの長田進(Gt.)、The Hobo King Bandの

 Dr.KyOn(Key.)、山本拓夫(Sax.)、そして現在のTHE COYOTE BANDを

 含めたTHE COYOTE GRAND ROCKESTRAを結成。

 残すは大阪と東京公演のみ。その土地のヴァイブスに合った特別なショウを

 行いたいと最後に語った。


【EVENT INFO.】

佐野元春 THE COYOTE GRAND ROCKESTRA

東京公演

日時:3/26(土) 17:00開場 18:00開演

   3/27(日) 15:00開場 16:00開演

会場:東京国際フォーラム・ホールA

チケット:8,200円(税込)※ 3歳未満入場不可・6歳以上チケット必要。

HP:http://www.moto.co.jp/live/live_info/35thAnniversaryTour/


【RELEASE INFO.】

佐野元春 & THE COYOTE BAND 『BLOOD MOON』

2015年7月22日 発売

1. 境界線

2. 紅い月

3. 本当の彼女

4. バイ・ザ・シー

5. 優しい闇

6. 新世界の夜

7. 私の太陽

8. いつかの君

9. 誰かの神

10. キャビアとキャピタリズム

11. 空港待合室

12. 東京スカイライン



【PROFILE】

1980年レコード・デビュー。

「サムデイ」、「ガラスのジェネレーション」、「約束の橋」などが代表曲。

1992年、アルバム「スイート16」で、, 日本レコード大賞アルバム部門を受賞。

活動は音楽だけにとどまらず、DJ、雑誌編集, など多岐に及ぶ。

2004年、独立新レーベル「DaisyMusic」を設立。最新アルバムは、「BLOOD MOON」。


【WEBSITE】

http://www.moto.co.jp