「KKBOX presents 897 Selectors」第37回目の放送はいかがでしたか?
プロのくちぶえ奏者として活躍する分山貴美子さんにミュージックヒストリーを語って頂きました。いきなり、もんた & ブラザーズには驚きましたね。くちぶえを他の楽器と同じように捉えて、練習を重ね今のスタイルを築き上げた分山さん。是非、生で聴いてみて下さいね♪
<番組でOAされた楽曲はコチラ!>
M1. ダンシング・オールナイト / もんた & ブラザーズ
M2. Autumn Leaves (Take 1) / Bill Evans
M3. Goodnight Irene / James Booker
M4. Hello Dolly! / Louis Armstrong
M5. Blackbird / Bobby McFerrin
M6. 月の光 / アラン・プラネス
M7. Hi-Ho, Hi-Ho / Toots Thielemans
M8. 明るい表通りで / 分山貴美子
M9. 月のように / 分山貴美子
↓↓ KKBOXでプレイリストの一部をチェック! ↓↓
<TALK MEMO>
M1. ダンシング・オールナイト / もんた & ブラザーズ
⇒小学2年生の時に初めてテレビで「ベストテン」を観た時に1位だったのがこの曲。それ以来、刷り込まれたようにずっと好きとのこと。自分の音楽遍歴を語る上で外せない曲。
〜10代・20代の節目になった曲〜
M2. Autumn Leaves (Take 1) / Bill Evans
⇒クラシックを子供の頃習っており、その時の先生に教えてもらったJAZZの入門曲がこの曲だった。とても聴きやすく美してカッコいいと思ったそう。大学に入ってからは、この曲のコピーもしたとのこと。
M3. Goodnight Irene / James Booker
⇒他大学の軽音楽部に入部した分山さんが、後輩から勧められた曲。彼の魅力について、「
正統派じゃない歌い方が素敵。もんたみたい。笑」と語った。
〜音楽活動に影響を受けた曲〜
M4. Hello Dolly! / Louis Armstrong
⇒James Bookerと同じニューオリンズ出身のアーティスト。バンジョーウクレレの音は勿論、トランペットの吹き方に影響を受けたとのこと。
M5. Blackbird / Bobby McFerrin
⇒ここで曲中にくちぶえが登場する曲をセレクト。大学3年の頃に進路を考えた時に、先輩から「得意なことは何?」と聞かれた際に「口笛かな?」と答えたそう。それからくちぶえに伴奏をつけたりオブリガードをつけたりと試行錯誤をした分山さん。さらに、腹式呼吸でロングトーンやクレッシェンドを行ったり音階を吹いたりなど他の楽器と同じように練習する中で、くちぶえが声楽に近いものだと気づいたそう。それからは芯のある音を作るように心がけて独学でブラッシュアップしていったとのこと。この曲はシンプルに削ぎ落とした感じが好きで、鳥の音が入っていることにキュンとすると語った。
〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜
M6. 月の光 / アラン・プラネス
⇒既に200年近く残っているこの曲。300年後も残っていて欲しいと話す分山さんは、この曲について「月が好き。ドビュッシーは遠近感があって美しい。自分でもその遠近感を使ったりしている。」と語った。
M7. Hi-Ho, Hi-Ho / Toots Thielemans
⇒白雪姫でお馴染みの曲。先月惜しまれながらも94歳で亡くなったToots Thielemans。「ハーモニカと口笛が一緒に感じるくらい自由。あそこまで自由に吹けるなんて・・・」と分山さんは語った。
〜現在の分山さん・・・〜
M8. 明るい表通りで / 分山貴美子
M9. 月のように / 分山貴美子
⇒「くちぶえ天国2 “ピース”」を7月にリリース!他にもレッスンやライブなど精力的に活動している分山さん。詳しくはホームページをチェックしてくださいね。
【RELEASE INFO】
くちぶえ天国2 “ピース” / 分山貴美子
2016年7月6日(水) リリース
VICL-64592 ¥2,700(+税)
【PROFILE】
数少ないプロのくちぶえ奏者。2007年、アメリカで開催された国際口笛大会で日本人初の総合優勝(成人女性の部)。3オクターブに及ぶその音色は、ラブリーチューンと賞賛される。数々のテレビ番組や映画など、従来の口笛のイメージにとらわれず、幅広く活躍中。
【WEBSITE】
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