「KKBOX presents 897 selectors」 第64回目の放送はいかがでしたか?
今夜はシンガー/ソングライターの吉澤嘉代子さんをゲストにお迎えしました。
独自の世界観を備えた “妄想個性派シンガー/ソングライター” として人気を集め、3月15日にサードアルバム「屋根裏獣」をリリース。番組では音楽ヒストリーに加え、興味深いエピソードもいろいろとお話しくださいました。
<番組でOAされた楽曲はコチラ!>
M1 白いカーネーション / 井上陽水
M2 青春狂騒曲 / サンボマスター
M3 time will tell / 宇多田ヒカル
M4 瞳はダイアモンド / 松田聖子
M5 火の玉ロック / 雪村いづみ
M6 黄昏のビギン / ちあきなおみ
M7 マホロボシヤ / 青葉市子
M8 地獄タクシー / 吉澤嘉代子
M9 ユートピア / 吉澤嘉代子
▼KKBOXでプレイリストの一部をチェック!▼
<TALK MEMO>
M1 白いカーネーション / 井上陽水
3歳か4歳の頃、音楽に触れたいちばん古い記憶がこの曲。
「当時はカーネーションの意味も分からず、父と一緒に歌っていました。父が井上陽水さんを好き過ぎて、アフロのカツラを常備して陽水さんの物真似をしていました」。
M2 青春狂騒曲 / サンボマスター
「ホントに大好き。中学生の頃にこの曲を初めて聴いて、サンボマスターはもちろん私のことを知らないけど、確実に私めがけて歌いかけてると思いました」とコメント。サンボマスター体験が、高校に入ってバンドを始めることへと繋がったそうです。
M3 time will tell / 宇多田ヒカル
小学3年、9歳で聴いて大好きになった曲。続いてこんなエピソードを披露してくれました。
「小学校のクラスの音楽会があって、私は活発なタイプではなかったけれど、宇多田ヒカルさんの<AUTOMATIC>を一人でアカペラで歌いました。揺れながら歌うのを練習してたけど、実際に立ったら緊張して直立不動で・・・、今思うと勇気がありましたね」。
〜音楽活動を始めてから影響を受けた曲〜
M4 瞳はダイアモンド / 松田聖子
前から聴いていた曲だったけれど、大学のときに松本隆の作詞であることを知り熱中。
「この歌詞の中に出てくる “映画色の街” とか<赤いスイトピー>の中の “春色の汽車” とか、色の造語に歌詞の無限さを感じました。言葉の組み合わせによって、色だけじゃなくてその世界を真空パックして伝えることができるんだと思って、スゴくしびれた曲です」。
M5 火の玉ロック / 雪村いづみ
1958年、当時21歳の雪村いづみのヒット曲。レコード会社のディレクターに教えてもらったそうです。「初めて聴いたときに、ウーッ!ていうシャクリがなんてお茶目なんだろうと思って、私も真似しまくってます」。
〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜
M6 黄昏のビギン / ちあきなおみ
大学生の頃「喝采」を聴いて歌詞に衝撃を受けて以来、ちあきなおみの歌をいろいろ聴いているうちに出会ったのが、この曲。
「ピッタリの男女が会ったときに、大人になっても少年少女に戻るような感覚があって、それがスゴくロマンチックだなあと思って。今も聴いていて泣きそうになりました」。
<注>KKBOXのプレイリストでは、この曲のオリジナル・ヴァージョン(歌:水原弘)が聴けます。
M7 マホロボシヤ / 青葉市子
デビュー前、初めて東京でライヴをしたときに対バンしたのが、同い年の青葉市子。
「リハーサルで声を聴いたときに、その場所が声に包まれて異空間になるような感覚があって、リハーサルでヤラれてしまいました。その頃は過去の音楽を良く聴いていたんですが、今、同じ時代を生きている人の曲をリアルタイムで受け取れることって、スゴく幸せだと思います」。
〜現在の吉澤嘉代子さん〜
M8 地獄タクシー / 吉澤嘉代子
3月15日リリースのサードアルバム「屋根裏獣」のリード曲で、夫を愛しすぎたあまり、夫の首を刈って逃げてしまった奥様が、タクシーに乗って地獄に連れていかれるという物語。
「ふだん曲を作るときも、自分の等身大というよりは物語の主人公を設けて箱を作ることで、誰かにその世界を疑似体験してもらえる、音楽に小説のような機能を持たせたいなと思って作っているんですけど、今作は特に物語性が強いです」。
M9 ユートピア / 吉澤嘉代子
市民プールで巻き起こる妄想世界を歌った曲。サウンド・プロデュースを手がけたOKAMOTO’Sのハマ・オカモト、「地獄タクシー」で運転手役をつとめたACEも同い年。
〜放送されなかったけど、お気に入りの楽曲とコメント〜
M 夢の中へ / 井上陽水
「祝日とかに、父が弾き語りで歌っているのを聴いて知りました。私もライヴで、ローリーさんと大槻ケンジさんとの3人で歌ったことがあります」。
M Both Sides Now / Joni Mitchell
「ストリート・ライヴをやってたとき、いつも聴きにきていたイギリス人のお客さんから、”カヨコの声と似ているから聴いてごらん” と言われて聴き、ジョニ・ミッチェルを知りました」。
〜吉澤嘉代子インフォメーション〜
3rd ALBUM「屋根裏獣」
2017年3月15日発売
初回限定盤(CD+DVD) CRCP-40497 ¥3,241+税
通常盤(CD)CRCP-40498 ¥2,778+税
<CD>
01 ユートピア
02 人魚
03 カフェテリア
04 ねえ中学生
05 屋根裏
06 えらばれし子供たちの密話
07 地獄タクシー
08 麻婆
09 ぶらんこ乗り
10 一角獣
<DVD> ※初回限定盤のみ
「地獄タクシー」MUSIC VIDEO
「アボカド」 feat. 伊澤一葉 (live at 東京キネマ倶楽部 2016.10.16)「吉澤嘉代子とうつくしい人たちツアー」より収録
「東京絶景」 feat. 曽我部恵一 (live at 東京キネマ倶楽部 2016.10.16)「吉澤嘉代子とうつくしい人たちツアー」より収録
獣ツアー2017
5/7(日)東京国際フォーラム ホールC
開場17:00 / 開演18:00
チケット料金 ¥4,500-(全席指定/税込)
[チケット一般発売日]3/26(日)
(問)ネクストロード 03-5114-7444
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