「KKBOX presents 897 selectors」 第83回目の放送はいかがでしたか?
今夜のセレクターは、日本を代表するロックバンドLUNA SEA、X JAPAN、そしてU.K.の伝説的トランス・ユニットJUNO REACTORのメンバーとして、世界規模で活動中のSUGIZOさん。彼の音楽のルーツ、音楽を始めてから影響を受けた曲、100年後も誰かの心に残って欲しい曲などをはじめ、ソロデビュー20周年を記念した最新作「ONENESS M」のお話もじっくりと伺いました。
<番組でOAされた楽曲はコチラ!>
M1. ルーマニア民族舞曲(バルトーク) / オルフェウス室内管弦楽団
M2. PERSPECTIVE / YMO
M3. Across the Universe / THE BEATLES
M4. Au Lait / Pat Metheny Group
M5. Silver Moon / David Sylvian
M6. Where Are We Now? / David Bowie
M7. Daniela feat. Yoohei Kawakami / SUGIZO
M8. Rebellmusik feat. K Dub Shine / SUGIZO
▼KKBOXでプレイリストの一部をチェック!▼
<TALK MEMO>
〜音楽体験の原点となる曲〜
M1. ルーマニア民族舞曲(バルトーク) / オルフェウス室内管弦楽団
「ずっとクラシック音楽で育ってきた幼少期、自分で初めてカッコいいと思えたのが<バルトーク>で、響きの神秘さにやられた」「当時から好きだった天文学や考古学にも<バルトーク>の音楽が結びついた」。ベートーベンやバッハとは違って、自らが見つけ出した音楽だった。
〜10代、20代の節目となった曲、特に思い出に残っている曲〜
M2. PERSPECTIVE / YMO
1983年発表「SERVICE」からの曲。
「YMOにノックアウトされたのが中一で、そこで人生が変わってしまったんですけど、、、アルバム的には「BGM」、「テクノデリック」が好きなんですが、1曲となるとこの曲なんです」「短い間の活動でYMOは散開を迎えるんですが、その最後の楽曲のロマンティシズムがいい」「当時の僕は、同じクラシック畑の坂本さんに惹かれていた」。
M予備. Brilliant Trees / David Sylvian
放送では紹介されませんでしたが、〜10代、20代の節目となった曲、特に思い出に残っている曲〜として、SUGIZOさんが選らんだもう1曲は、David Sylvianの「Brilliant Trees」でした。これは、1984年発表の1stソロアルバムからのタイトル曲でJon Hassellとの共作、教授がSynthで参加しています。David Sylvianについては100年後のコーナーでたっぷりと話して頂きます。
〜音楽活動を始めてから影響を受けた曲〜
M3. Across the Universe / THE BEATLES
「小さい頃は、ねじ曲がっていて、みんなが好きなものが嫌いで、ビートルズも聴かなかったんです。それが、1997年に突然John Lennonにハマって、これで人生が大きく変わったんです」。音楽の凄さ、そしてJohnの声にやられた。また音楽を通して、自分の意思を妥協することなく表現するJohnの姿にも勇気をもらった。ちょうど20年前、音楽業界の人間関係に悩んでいた時期に、出逢ったんです。
M4. Au Lait / Pat Metheny Group
「元々Miles Davisに物凄く影響を受けていて、16歳のころにはJazz Guitaristになりたっかったんですよ」。マイルズのほかにも、Jaco Pastoriusや渡辺香津美さんを聴いていたんですが、Jaco周りで、Pat Methenyに出逢ってハマったんです。彼のギターの革命的なアプローチに惹かれたんです。憧れのギタリストです。
〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜
M5. Silver Moon / David Sylvian
「高校生に戻る。」という1986年のアルバム「Gone To Earth」からのナンバー。
「僕にとっては神のような人。永遠の歌」
「この曲を聴くと走馬灯のようにそれまでの自分が蘇る」。
M6. Where Are We Now? / David Bowie
David Sylvianと共に大きな影響を受けたアーティストがDavid Bowie。
「自分にとって思春期の原体験であるBowieとSylvianを超える人は、出てこない」
Bowieの晩年の曲で、地味な曲ですが、僕にとっては重要な曲」。
〜現在のSUGIZO〜
M7. Daniela feat. Yoohei Kawakami / SUGIZO
最新作「ONENESS M」からの1曲!まずは<Alexandoros>のYoohei Kawakamiをフィーチャーしたナンバー。「彼は天才!大きなギフトをもらって生まれてきた人」
「どこまでも伸びる声とエゴがない澄んだ歌い方は素晴らしい」とべた褒め。
ちなみに詞はGLAYのTAKUROさんです(飲みながら決まった?)。
M8. Rebellmusik feat. K Dub Shine / SUGIZO
RYUICHIさん、DIR EN GREYのsukekiyoさん、GLAYのTERUさん、Toshlさん、清春さんなど、豪華なヴォーカリストが参加しているこのアルバム、異彩を放っていたのがK Dub Shineさん。「この5年ぐらいの付き合いですが、同じ世代でいまだ活躍しているアーティストで、近い精神性とか社会的理念を持った数少ない仲間でもある」
実はこの放送の時点では全国ツアー中のSUGIZOさん。石巻から4カ所を終えて、残すは、12月6日(水)のZepp Tokyo公演のみとなっています。
また、来年は早々にLUNA SEAのツアー(新作は今年末に発売!)、、、、そして、X Japanの新作も来年には出るはずです!僕のレコーディング作業は99.9%終わってますのでミックス作業が長引かなければ、、、ミックスに10年かかったらゴメンナサイ。
M予備. プラネットボム / K Dub Shine
放送で紹介された、K Dub Shineさんのアルバム「日本人」から、SUGIZOさんがギターで参加している1曲。
SUGIZOソロ活動20周年、奇跡のプロジェクト始動! SUGIZO『ONENESS M』
2017.11.29 Release!
ソロデビュー20周年を記念したオリジナル・アルバムは、様々な音楽ジャンルを代表するヴォーカリストをゲストに迎えたフィーチャリング・アルバム。長年のキャリアと交友関係だからこそ成し得る奇跡のプロジェクト!
【初回限定盤】UICZ-9099 ¥10,800(税込) 2CD(SHM-CD)+Photo Book+三方背ケース
[CD1:フィーチャリング・ヴォーカル・アルバム]
[CD2:CD1 のヴォーカルレス・インスト・アルバム]
[Photo Book:撮り下ろし写真集+ライナーノーツで約100P]
※マスタリング・エンジニア:スチュワート・ホークス(metropolis) ※プレイパス(R)対応
【通常盤】UICZ-4411 ¥3,240(税込)
[CD(SHM-CD):フィーチャリング・ヴォーカル・アルバム]
※マスタリング・エンジニア:スチュワート・ホークス(metropolis) ※プレイパス(R)対応
■参加ヴォーカリスト
「LUNA SEA」 RYUICHI
「[Alexandros]」 Yoohei Kawakami、歌詞:「GLAY」TAKURO
「DIR EN GREY/sukekiyo」 京
K Dub Shine
「GLAY」 TERU
「X JAPAN」 Toshl
「BRAHMAN」 TOSHI-LOW
辻 仁成
清春
「DEAD END」 MORRIE
■収録曲
1.永遠 feat. RYUICHI
2.Daniela feat. Yoohei Kawakami
3.絶彩 feat. 京
4.Rebellmusik feat. K Dub Shine
5.巡り逢えるなら feat. TERU
6.PHOENIX ~HINOTORI~ feat. Toshl
7.Garcia feat. TOSHI-LOW
8.感情漂流 feat. 辻仁成
9.VOICE feat. 清春
10.光の涯 feat. MORRIE
SUGIZO TOUR 2017 Unity for Universal Truth
12月6日(水)Zepp Tokyo Open 17:30 / Start 18:30
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