「KKBOX presents 897 Selectors」第3回目の放送はいかがでしたか?
著述家・ディレクターとして活躍する湯山玲子さんの、バイタリティ溢れる半生を
楽曲とともに振り返りました!湯山さんの刺激的なエピソードは、楽曲の新たな側面を
見出してくれましたね。
またクラシック音楽の奥深さや今後についても語って頂きました!
<番組でOAされた楽曲はコチラ!>
曲名 / アーティスト名
Reach Out For Me / Burt Bacharach
Play That Funky Music / Wild Cherry
1011 Digital / Mad Professor
Tap Moi La! / ARLING & CAMERON
If Madonna Calls / Junior Vasquez
Autumn (Lenny Ibizarre Dubdriver Mix) / Ganga
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47第3楽章 / ギドン・クレーメル
湯山昭 「四国の子ども歌〜四国囃子」
Amazon / Jeff Mills
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<TALK MEMO>
Reach Out For Me / Burt Bacharach
⇒「この音楽のような人生を送るはずだった(笑)」と語り、
小さい頃、父親の部屋にある音源をこっそり聴いて衝撃を受けたという。
〜10代、20代の節目となった曲〜
Play That Funky Music / Wild Cherry
1011 Digital / Mad Professor
⇒Wild Cherryは10代の頃、ラジオ関東「American Top 40」で聴いて
"悪いもの"を知ってしまった感覚になったそう。
⇒80年代に入り、バンド活動でドラムを叩いてた湯山さんの前に、
現れた"ダブ"の世界。この楽曲がその後の人生を決定づけたという。
〜仕事に関連して、印象に残っている、あるいはインスピレーションを受けた曲〜
Tap Moi La! / ARLING & CAMERON
If Madonna Calls / Junior Vasquez
Autumn (Lenny Ibizarre Dubdriver Mix) / Ganga
⇒SWITCH誌のコントリビューティングエディターとしてアムステルダムの
都市文化を特集する中で、出会ったアーティストがARLING & CAMERON。
⇒39歳の時、SATOSHI TOMIIEのムック本の作成に携わる。その際に行った
ニューヨークのクラブシーンの取材をきっかけにクラブに嵌ったという湯山さん。
そしてNYでの取材最終日に、Junior Vasquezの8時間プレイを目の当たりにする。
⇒Junior Vasquezの衝撃を受けて依頼、世界のクラブシーンの凄さを日本に伝えるため、
雑誌を作った40代前半。当然イビザにも毎年のように足を運んだそう。
今回セレクトしたLenny Ibizarreはライフスタイルそのものが"イビザ"だと語った。
〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい楽曲〜
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47第3楽章 / ギドン・クレーメル
湯山昭 「四国の子ども歌〜四国囃子」
⇒クラブ音楽に傾倒していた湯山さんは、クラシック音楽へ回帰する。
100年後も人々の心にそってくれる曲としてシベリウスを紹介した。
⇒湯山さんの父が作曲した合唱曲。合唱曲という枠にとらわれず、ありとあらゆるものを
この合唱曲に取り入れたという。ネット時代の中で、100年後も子供の合唱曲を
受け継いでいきたいという想いで選曲した。
〜湯山さんの今・・・〜
Amazon / Jeff Mills
⇒湯山さんがオーガナイズするイベント・爆音クラシック略して「爆クラ」。
次回3/21に登場するJeff Millsの楽曲を最後にお届けした。
【EVENT INFO.】
爆クラ!PRESENTS ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団
『 クラシック体感系 〜時間、空間、そして、宇宙を踊れ!』
湯山玲子がほぼ月一回、西麻布の片隅で続けている『爆クラ!』のリアルコンサート。
東京フィルハーモニック交響楽団×DJのジェフ・ミルズの共演が、
Bunkamuraオーチャードホールで行われます!
題して『クラシック体感系 〜時間、空間、そして、宇宙を踊れ!』。
デトロイトテクノ、いや今やDJ/クラブミュージック界を代表するDJマエストロ、
ジェフ・ミルズ。彼が近年、ヨーロッパ各都市の交響楽団に招かれて創り上げている
オーケストラとDJのコラボミュージックは、もちろん、ただのセッション等と
いうものではなく、ジェフと編曲者がお互いのアイディア、手法を試行錯誤しながら
「創作」していったもの。今やそのスタイルは、クラシックの本場、ヨーロッパで大きな
潮流になっており、ジェフのそれは、ロンドンを始めとして5万人規模がソールドアウト。
定期公演を楽しみにしているクラシックファンと、DJ/クラブミュージックファンが、
同じ場所で音楽を楽しむ、という興味深いシーンが立ち現れているようです。
ジェフ・ミルズのオーケストラ曲の最新盤、彼が創作のモチーフとしている宇宙を
テーマにした大曲『Where Light Ends』や『Amazon』『The Bells』はもとより、
テーマに即したクラシック楽曲を、ジョン・ケージあり、レスピーギありの
実に爆クラ! 的セレクトでお送りしますので、お楽しみあれ!
<公演概要>
DATE: 2016.3.21 (月・祝) open 16:30 / start 17:00
VENUE: Bunkamura オーチャードホール >>ACCESS
TICKET: S席¥6,800 A席¥5,800 (税込) *未就学のお子様はご入場頂けません。
お問合せ: DISK GARAGE 050-5533-0888 (Weekday12:00-19:00)
Website: http://www.promax.co.jp/bakucla/
<オフィシャルサイト先行 (先着)>
受付期間 : 2015年12月17日 (木) 12:00〜2016年1月27日 (水) 18:00
チケット申し込みはコチラから!
http://eplus.jp/sys/main.jsp?prm=U=14:P1=0402:P2=177581:P5=0001:P6=001
【Selector's BIOGRAPHY】
著述家、ディレクター。出版、広告の分野でクリエイティブ・ディレクター、
プランナー、プロデューサーとして活動。
同時に評論、エッセイストとしても著作活動を行っており、
特に女性誌等のメディアにおいては、コメンテーターとしての登場多数。
現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、
文化全般を独特の筆致で横断するテキストにファンが多い。
20代の『AneCan』から、50代の『HERS』まで、全世代の女性誌にコラム連載やコメントを多く発表。
主な著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、
『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、
『ビッチの触り方』(ワニブックス)、上野千鶴子との対談『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)、
『ベルばら手帖』(マガジンハウス)。
月一回のペースで、爆音でクラシックを聴く「爆クラ」イベントを開催中。
(有)ホウ71取締役。日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師。
【湯山玲子 公式サイト】
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