「KKBOX presents 897 Selectors」第4回目の放送はいかがでしたか?
BEAMSクリエイティブ・ディレクターをはじめ、
BEAMS RECORDSやDJ・選曲家、執筆家など多方面で活躍する青野賢一さん。
青野さんの仕事の軸である"ファッション"と"音楽"の関連性が垣間見れる選曲でしたね。
<番組でOAされた楽曲はコチラ!>
曲名 / アーティスト名
Thinking of You(真っ青Remix)/ 中島ノブユキ
Jingle“Y.M.O.” / Yellow Magic Orchestra
Nice Age / Yellow Magic Orchestra
予感(Something In The Air)/ 高橋幸宏
It Should Have Been You(Larry Levan Remix)/ Gwen Guthrie
Mosquito Path / 三宅純
Moonlight Feels Right / Starbuck
Our Last Night Together / Arthur Russell
John Cage : In A Landscape(for solo piano)/ Sylvano Bussotti
Oriental Suite / Anchorsong
↓↓ KKBOXでプレイリストの一部をチェック! ↓↓
<TALK MEMO>
Thinking of You(真っ青Remix)/ 中島ノブユキ
⇒元ネタはSister Sledgeのディスコの有名曲。
青野さんが所属している選曲ユニット"真っ青"によるリミックス。
〜10代、20代の節目となった曲〜
Jingle“Y.M.O.” / Yellow Magic Orchestra
Nice Age / Yellow Magic Orchestra
⇒1968年生まれの青野さんは自然と80年代に多感な時期を過ごした。その中でも
よく聴いていたのが"YMO"。アルバム「増殖」の1・2曲目をセレクト。
予感(Something In The Air)/ 高橋幸宏
⇒YMOの中でも好きなメンバーは高橋幸宏さん。「こんなにファッショナブルで
カッコいいドラムを叩く人がいるんだ」と衝撃を受けた。その影響で、青野さんも
中学生の時にドラムを始めたという。ファッションと音楽の両面において、
青野さんの今後の人生を決定づけたアーティストである。
It Should Have Been You(Larry Levan Remix)/ Gwen Guthrie
⇒高校時代はドラムでバンドを組み、大学時代からはDJ活動も開始した青野さん。
ラリー・レヴァンはニューヨークのパラダイス・ガラージのレジデントDJ。
パラダイス・ガラージで流れていた楽曲は今のハウス・ミュージックのベースの
一つとなっているそう。彼のインストはとても格好いいので是非聴い欲しいと語った。
〜仕事に関連して、印象に残っている、あるいはインスピレーションを受けた曲〜
Mosquito Path / 三宅純
⇒アルバイトでBEAMSに入ってから現在に至る青野さん。
1999年に立ち上げたBEAMS RECORDSから最初にリリースした作品が
三宅純『Glam Exotica』だった。
Moonlight Feels Right / Starbuck
⇒今年で創業40週年を迎えるBEAMS。創業した年にヒットした曲をセレクト。
青野さんが大好きな高橋幸宏さんもカヴァーしたことで有名。
〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい楽曲〜
Our Last Night Together / Arthur Russell
John Cage : In A Landscape(for solo piano)/ Sylvano Bussotti
⇒現代音楽とニューヨークのアンダーグラウンド・ディスコをつなぐ、
アヴァンギャルド・チェリストのアーサー・ラッセル。
彼の曲は全部好きだという青野さんが『時代を越えて聴いてもらえるならこの曲』と
語りセレクトした。
⇒ジョン・ケージの中でもとびきり美しい曲。
ケージの曲は『普段クラシックを聞かない人でも、すんなり聴ける曲なので
是非聴いて欲しい』と話す青野さん。今回セレクトした曲は、タイトル通り
景色のイメージが湧いてきたり、色彩を帯びてくるなど不思議な作用がある曲なので、
普段の通勤・通学の際のストレス解消としても聴いて欲しい、とのこと。
〜青野さんの今・・・〜
Oriental Suite / Anchorsong
⇒現在、BEAMS RECORDSでプッシュしているアーティストがAnchorsong。
ジャイルス・ピーターソンも大絶賛しているとのこと。
【Selector's BIOGRAPHY】
1968年東京生まれ。大学1年の夏(1987年)より原宿「インターナショナルギャラリー ビームス」で販売のアルバイトを開始。卒業後、株式会社ビームス入社。販売スタッフ、店次長を経て、1997年より販売促進部プレスに異動。カタログ、広告制作、商品貸し出しなど販売促進全般に携わる。1999年、音楽部門「ビームス レコーズ」の立ち上げに参画し、翌年店舗も設ける。2000年代半ば頃から、オフィシャルサイトおよび「ビームス クラブ」会員サイトのスーパーバイザーも担当。以後、2010年まで3部門を兼務した。
2010年、個人のソフト力を主に社外のクライアントワークに生かす、社長直轄部門「ビームス創造研究所」発足に際してクリエイティブディレクターとして異動。執筆、編集、選曲、大学や専門学校の講師、他企業の販促企画やイベントの企画運営、他ブランドのクリエイティブディレクションなどを行いながら、「ビームス レコーズ」のディレクターも兼任。
DJ、選曲家としても1987年より活動を開始し、都内のクラブやラウンジスペース、ファッションショー、さまざまなレセプションパーティーなどで、ジャンル、年代にとらわれないタイムレスな選曲を行っている。
また、執筆家としてファッション、音楽から『ユリイカ』のような文芸まで幅広い媒体にエッセイ、コラム、論考を寄稿。現在、『ミセス』、『オーシャンズ』、『In The City』、ぐるなびが運営する食のキュレーションサイト『ippin』などに連載を持つ。
【WEBSITE・SNS】
BEAMSオフィシャルサイト:http://www.beams.co.jp/
青野賢一Twitter:https://twitter.com/kenichi_aono?lang=ja
青野賢一Facebook:https://www.facebook.com/kenichi.aono?fref=ts
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