「KKBOX presents 897 Selectors」第17回目の放送はいかがでしたか?
今回セレクターとして登場頂いた黒木渚さんですが、厳格な全寮制の中高時代の中で、
文学や絵画から影響を受け、自由となった大学進学後に一気に音楽を吸収していった過程を
伺いました。ピックアップした楽曲それぞれに黒木さんの今の表現方法のルーツを
感じましたね。独特の世界観で発信していく黒木渚、要チェックです!
<番組でOAされた楽曲はコチラ!>
曲名 / アーティスト名
M1. 蘇州夜曲 / 美空ひばり
M2. リライト / ASIAN KUNG-FU GENERATION
M3. 生きとし生ける物へ / 森山直太朗
M4. 庭師King / 平沢進
M5. If I ain’t got you / アリシアキーズ
M6. 喝采 / ちあきなおみ
M7. ふざけんな世界、ふざけろよ / 黒木渚
M8. ふりだし / 黒木渚
↓↓ KKBOXでプレイリストの一部をチェック! ↓↓
※『喝采』は、大西ユカリver.を収録しております。
【TALK MEMO】
M1. 蘇州夜曲 / 美空ひばり
⇒日本舞踊の先生をしていた祖母に可愛がられていた黒木さん。
そのおばあちゃんはこの曲が好きで、家事の最中などによく口ずさんでいたことから、
口頭伝承的にこの曲を好きになったそう。
歌詞の意味など分からなかったが幼心に、素敵な恋の歌だと感じたとのこと。
M2. リライト / ASIAN KUNG-FU GENERATION
⇒厳格な全寮制の学校で窮屈な中高時代を過ごした黒木さんは、
大学進学とともに"自由"を手に入れ軽音部へと入る。
この曲は軽音部で初めて組んだバンドで、コピーした曲とのこと。
M3. 生きとし生ける物へ / 森山直太朗
⇒日本語の持っている語感ととメロディーの組み合わせ方がとても綺麗で、
日本人が作った素晴らしい曲と語った。
M4. 庭師King / 平沢進
⇒大学生になり一人暮らしを始めた黒木さんは、中高時代に取りこぼしてしまった
音楽や映画をむさぼるように吸収していった。
その中で映画『パプリカ』の挿入歌の平沢進と出会い、
ぶん殴られたような感覚を受けてハマっていったとのこと。
彼の音楽を「整頓されたカオス」と表現した。
〜100年後も誰かの心に残っていてほしい曲〜
M5. If I ain’t got you / アリシアキーズ
⇒こちらも大学時代に出会った楽曲。あまり洋楽を聴かなかったそうだが、
この曲は聴いた瞬間に歌詞の内容が分からなくてもメロディーの美しさだけで
涙が出るくらいガツンと来たとのこと。音楽は洋邦問わず、感性にささってくる
スピードの速さに感動を覚えたそう。その後、この曲の歌詞を調べたら、
詞の選び方もとても美しく、こんな完成された曲は100年後も残っていて欲しいと
黒木さんは語った。
M6. 喝采 / ちあきなおみ
⇒大学時代に、YouTubeでこの曲のライブ映像を見て、曲の良さや
"喝采"の裏に隠された女性スターの背景などに衝撃を受けたそう。
「いい女すぎ!」と思わず黒木さんは口にこぼした。
〜現在の黒木さん・・・〜
M7. ふざけんな世界、ふざけろよ / 黒木渚
M8. ふりだし / 黒木渚
⇒今の音楽シーンでは珍しく"怒り"をストレートに表現している黒木渚さん。
黒木渚ワールド全開のシングル「ふざけんな世界、ふざけろよ」を引っさげての
全国ツアーも開催中。東京は6/3(金)東京国際フォーラム ホールCなので、
是非こちらもチェックして欲しい。
【RELEASE INFO.】
黒木渚 5th Single『ふざけんな世界、ふざけろよ』
2016.4.6 RELEASE
【初回限定盤A】LASCD-0067 CD+DVD/¥2,300+税
webでは公開されることのなかったフルバージョンのミュージックビデオクリップ集(全5曲)付!
<CD>
1. ふざけんな世界、ふざけろよ
2. おんな・おとこ・おんな
3. カイワレ
4. ふりだし
<DVD>(Music Video Clips vol.1)
1. あたしの心臓あげる(Full Version)
2. 骨(Full Version)
3. はさみ(Full Version)
4. 革命(Full Version)
5. レスポール(Lyric Video)
【初回限定盤B】LASCD-0068 CD+DVD/¥2,300+税
2016年1月11日に東京EX THEATER ROPPONGIにて開催された『黒木渚 ONEMAN TOUR「自由律」FINAL』の厳選ライブ音源4曲と映像4曲付!
<CD>
1. ふざけんな世界、ふざけろよ
2. おんな・おとこ・おんな
3. カイワレ
4. ふりだし
5. 虎視眈々と淡々と(Live@EX THEATER ROPPONGI 2016.01.11)
6. 君が私をダメにする(Live@EX THEATER ROPPONGI 2016.01.11)
7. エジソン(Live@EX THEATER ROPPONGI 2016.01.11)
8. テーマ(Live@EX THEATER ROPPONGI 2016.01.11)
<DVD>(Live at EX THEATER ROPPONGI 2016.01.11)
1. カルデラ
2. 107
3. 革命
4. アーモンド
【通常盤】LASCD-0069 CDのみ/¥1,200+税
<CD>
1. ふざけんな世界、ふざけろよ
2. おんな・おとこ・おんな
3. カイワレ
4. ふりだし
【PROFILE】
まるで映画のような舞台のような音楽
独特の文学的歌詞で、女性の強さや心理を生々しく歌い上げる、孤高のミュージシャン。
宮崎県出身。全ての作詞作曲をつとめる。
幼少期に日本舞踊をやっていた祖母の影響で漠然とステージに対する憧れを抱く。
中高時代は厳格な寮制学校に通い、世の中の情報からシャットアウトされていた環境の中で、読書・絵画などを通して自己表現に目覚めていく。
卒業後、福岡の大学へ。軽音部に加入し、独学でギター・作詞作曲を始め、市内で弾き語りのライブ活動を開始。2010年12月には、自らの名前を掲げたバンド“黒木渚”を結成。また、在学中には文学の研究にも没頭し、大学院まで進む。卒業後、文学や演劇への道も考えられたが「自分の中の衝動を表すには音楽が最速だった」という理由で、音楽活動を本格始動することを決意。
2012年12月に、デビューシングル「あたしの心臓あげる」をリリース。各方面で話題となり、iTunesが選ぶブレイクが期待できるアーティスト「ニューアーティスト2013」にも選出される。
その後、1stミニアルバム「黒キ渚」、2nd Single「はさみ」をリリースし、東京キネマ倶楽部(SOLD OUT)を含む5大都市ワンマンツアー「やわらかなハサミ」を大盛況で終えるも、2013年12月の「COUNTDOWN JAPAN 13/14」出演をもってバンドは解散。
2014年からソロ活動をスタートさせる。
同年4月に、11人の女の物語を描いた1stフルアルバム「標本箱」をリリース。サウンドはよりカラフルでダイナミックに。作家としての表現力はより幅広く繊細に。リード曲「革命」は全国のラジオ20局でパワープレイに選出され、USEN総合チャートでも3位にランクイン。
2015年1月に、3rd Single「虎視眈々と淡々と」をリリース。また同時に初の連作小説「壁の鹿」を発表。同年3月からスタートしたワンマンツアー「虎視眈々と淡々と」では、朗読とライブ・パフォーマンスとが交互に展開される、これまで以上に演劇的要素の強い挑戦的な公演を開催し、多くのファンを魅了する。
6月には、全曲ラブソングSingle「君が私をダメにする」をリリース。翌月、恵比寿LIQUIDROOMを含む5大都市での入場無料ワンマンツアーを開催。約1万人の応募が殺到し、全会場満員御礼の大盛況でツアーを終える。
10月に2nd Full Album「自由律」をリリース。オリコンチャート初登場10位にランクイン。翌月には小説家として文壇デビューも果たし、さらに同月から6大都市で開催されたONEMAN TOUR「自由律」2015はSOLD OUTが続出。演劇的、文学的、音楽的、そして1人の女の生き方を見せるドキュメンタリー、様々な要素をミクスチャーしたライブスタイルで多くの人を魅了した。
2016年4月6日、New Single「ふざけんな世界、ふざけろよ」のリリースが決定。同月より東京国際フォーラムホールCを含む6大都市ONEMAN TOURを開催する。
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